MAP会社案内 > 子会社「みなと元町ドック」について

みなと元町ドック株式会社は、お金を貸すのが仕事ではありません。お金を借りるのが目的の方は相談をご遠慮ください。 経営がしんどくなったとき、しんどい社長を助けるためにわれわれが実行するのは事業のリストラクチャリング(再構築)です。 しばしば痛みをともないますので、そこの覚悟も少しはよろしく。
みなと元町ドック設立

プチ子会社設立の日=5月10日

子会社「みなと元町ドック」について

●事業再生のご案内

経営がちょっとしんどいなって思ったら、早めにお知らせください。事業を全面的に洗い直してオーバーホール。 おつかれの度合によりましては経営を丸ごと代行させていただくこともできます。

◆事業存続のあらゆる局面で
承継、M&A、得意先倒産、社長急逝、背任、確執、反社会的勢力とのしがらみ‥‥等々、 会社が疲れてしまうことが間々あります。 ファイナルシャルな面でも、メンタルな面でも、事業存続をかけた局面で、危機はどっから飛んでくるかわかりません。 ちっこい会社の救済スキームならおまかせください。
※秘密と指定された事柄は完全に守られます。
※はじめてお電話いただく際は「ホームページで経営相談のページを見た。代表に代わってほしい」的なことをお伝えください。不審電話とまちがわれて取り次がれない恐れがありますので。

お問い合わせは‥‥
Tel:078-334-7579(平日午前10時~午後5時)

※以下は当社の「第20期 経営指針書」からの抜粋で、基本的には社内文書なのですが、さしさわりないので公開しています。

つぶれそうだがつぶすには惜しい会社をつぶさない
2016年5月10日、ムスメの誕生日を選んで新会社設立(わたしは験を担ぐタイプ)。社名は、みなと元町ドック株式会社(MMD)です。 コンセプトは「つぶれそうだがつぶすには惜しい会社をつぶさない会社」、つまり、経営代行まで請け負う事業再生会社です。
直接のきっかけは、クライアント企業のひとつが資金繰りに行き詰まり、倒産寸前の危機に陥ったこと。 ほうっておけば100%倒産確実な状況でしたが、そこの経営者が以前から自分を慕ってくれていたこともあったので事業譲渡を前提に再建を請け負うことにしました。 ただそれだけなら子会社はいりませんが、これには伏線があります。
この1年前、また別のクライアントが資金ショートで倒産しかかったことがあり、金を貸してほしいと頼まれました。 だいたいいつでも無借金で手持ちのキャッシュに余裕のあるわたしは、過去にも何度か、たかだか数百万円のことですが、急場しのぎの資金を用立ててあげたことがあり、そのたびに感じていたことがあったのです。
経営理念「喜んでいただきましょう!」を突き詰める
当社の経営理念「喜んでいただきましょう!」を突き詰めると、究極は「命の恩人」にたどり着きます。人にいちばん喜んでもらえることは命を助けることで、それ以上のものはないではないか、と。 「喜んでいただきましょう!」の根っこにはレスキューの精神がある。「お役立ち」とかいう生ぬるい次元ではなく、はっきり困っている人をはっきり助けたい願望が、自分の心に潜んでいるではないか。見返りは求めてないにしても、です。
というのも、どうしたもんだか、わたしは目くばり、気くばりが下手くそで、誰が、どこで、どんなふうに困っているのか、なかなか察知できません。助け方もわかりません。道に迷って困っている風なおばあさんが目についても、できれば他の人に譲って自分は声をかけたくないタイプです。が、クルマにひかれそうな小犬が高速道路をうろちょろしていたら、降りて助けようとする。ほっといたらヤバいと、はっきりわかるからです。
会社が赤字続きだとか、運転資金がなくて「つぶれそうだ」というのは、どんだけニブいわたしの頭にもはっきりとヤバいとわかる。他の人よりうまく助けてあげられそうな気がする。まして、はっきり助けを求められたならほっとけない。そんな感じ。
ITのシステムを開発する仕事で起業して20年近く。それなりに喜ばれたり感謝されたりすることはありましたが、泣きながら拝まれるほど感謝されたことはありません。ところがお金を貸したときは、はっきり喜ばれた。ITでの喜ばれ方は、何がどんだけ便利になっただの、業務がどんだけ効率化しただの、お金を貸したときの喜ばれ方に遠く及ばないことをリアルに感じました。お金を貸すほうが簡単でラクなのに、です。
みなと元町ドックの理念
しかし、お金を貸すのは銀行の仕事であって、わたしの商売ではありません。 経営がしんどくなった社長を助けること。事業を再構築して会社を建て直すこと。会社の「命の恩人」になること。そして泣くほど喜んでいただく。理念の土台は経営のレスキューです。
どうせお金だけでは命は助かりません。事業譲渡を受けるのも、出資するのも、役員を送りこむのも、すべてプロセスであり手段です。レスキューのために人も金も出す。 長年の航海で傷んだ船を修復し、また再び勢いよく出港させる。乗客と乗組員を目的地まで安全に運ぶためなら、船長の役まで買って出る。「ドック」にはそんな想いをこめました。
川上社長との役割分担について
MMDの代表取締役は、みなと元町会計事務所の川上先生にお願いしました。出資比率は3分の1。 わたしが川上に無理やり「押しつけた」構図に見られるかもしれませんが、そういうことではなく、 「(税理士というより)イケてる経営者でありたい」という先生の願望を踏まえて成立したwin-win体制です。 先生には当社の業務委託パートナーとして長年お世話になっていますので、人柄も手腕もよく知ってます。 リスペクトを表して、川上先生お気に入りの「みなと元町」を冠した社名とすることをわたしが決めました。
川上がやりたいというから「じゃあどうぞ」と譲ったのが順序なので、わたしは「経営」には原則ノータッチ。いわゆる「所有と経営の分離」を図りました。 わたしの仕事はしくみづくりであって、関心の的は個々の案件よりも全体の救済スキームにあります。 川上は「所有」にはこだわりがないので、救済対象企業の株を保有などしてガバナンスをコントロールするのはエムトーンの役割です。
もうひとつの分担は「破壊と創造」。つぶれかけた会社には、止めたり捨てたり切ったりしないといけない悪しき習慣があります。経営者自身が腐っていることもある。 じんわりやさしく平和的に進めていたらタイムアウトでつぶれてしまう。そこをバッサリ荒っぽく壊すのはわたしの管轄。返り血を浴びるのも恨みを買うのもこっち。 「壊し屋」の暴走を抑止して、ぎすぎすしかけた関係を調整して、更地にきれいな家を建てるのは川上。お互いの対照的なキャラから、ヒールとベビーフェイスに棲み分けです。
倒産秒読みでリスクが高すぎるときには、株式譲渡を条件にすることもありますし、代表者の印鑑やカードを保全することもあります。 「乗っ取り」と受け取られてもしかたありませんが、断じてそういうことはない。 ガバナンスを掌握するのは、疲弊して意思決定能力が衰えた経営者の「心のブレ」から救済スキームを守るための過渡的な手段です。 助けると約束したからには、こちらも相当のリスクを背負い、私財を投入して負債を肩代わりしてでも助ける。にもかかわらず、目先の条件面で欲をかいて「やっぱり‥‥」みたいな変節を起こされては共倒れしかねません。 乗っ取る意図がないことを担保するために、「債務超過の状態が解消されたら株は返す」と一筆を入れたことも過去にはあります。
MMDはまだ生まれたばかりで、これといって確立した救済メソッドをもっているわけではありません。川上個人の属人的なスキルに負うところが大です。 が、まちがいなくいえることは、船体修復には現ナマがたくさん必要だということ。なので、いつでも動かせる手持ちのキャッシュを増やしていくことが当面の課題です。
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