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エムトーンが15歳になりました。1998年の設立以来13勝2敗。つまり、15期やって赤字が2回って意味ですね。 成長速度は鈍すぎますが、まあまあしぶとく維持しています。 設立記念日を選んで経営指針発表会を開くようになって5回め、 ゲストもお招きして第16期の経営指針発表会をこぢんまりと。 どうにもこうにも楽しすぎる毎日です" "(/*^^*)/
経営指針発表会

会社が15歳になりました ──第16期 経営指針発表にあたって

※これは当社の「第16期 経営指針書」からの抜粋で、基本的には社内文書なのですが、さしさわりないので公開しています。


厳しい逆風にも慣れてきたかもしれません。
かれこれ丸3年「危機」という実感がずっと続いています。
クライアント企業の倒産は1社や2社ではありません。
長くおつきあいのあった取引先とのご縁がまた失われました。
古いモデルの売上が急降下するいっぽうで、
新しいモデルが順調に伸び、仕事のパターンが早いテンポで変わっています。
変化についていくためにガガガガーッと速く会社をまわそうとしました。
ダ、ダ、ダ、ダーッと駆け足で課題をかたづけていく必要がありました。
荒っぽい展開です。
部長からの激しい反発で内戦が勃発したほどでしたが、
ここしばらくはそういうスピード感で凌いでいくしかありません。
昨年9月、
わたしが50歳になったタイミングで「臨時ミニ経営指針書」を発表しました。
自社事業定義から見直した第三創業プランです。
前期、首の皮一枚のところで赤字を免れることができたのは、
そんなふうにしてモデルチェンジを急いだ成果だと思います。
特に「軽いマーケティング」(ネットからの受注)による売上は
前年の2.8倍に達しました。
この伸びがなければまちがいなく赤字に転落していました。
決めたことを実行しない癖がついているなら経営指針書をつくる意味もないでしょうが、
さいわい当社はPDCAのサイクルが年々はっきり見えてきています。
「やると決めたことを、やると決めた期限までにやりきる」
ことに対するこだわりはまだ65点くらいですが、
こだわってこだわって、
マネジメントの質は上がってきています。
毎月「経営指針ふりかえりマンスリーミーティング」を確実に実行していること、
半期のふりかえりとして7月に一泊研修を実施したこと、
ふりかえりには必ず
社外からゲスト経営者をお招きして検証に立ち合ってもらっていること、
等が、
サボリ止めとして抜群の効果を上げています。
中小企業家同友会を使い倒すとはこういうことだ
と勝手に解釈していますが、
おかげさまでPDCAを強く意識しながら
5回めの経営指針発表会を迎えることができました。
16期も厳しい1年になります。
環境は創業以来いちばん厳しくなる見通しです。
これは何のチャンスでしょう。
2013年1月16日
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